Lightroomには、ピック、除外、0〜5個の星、5色のカラーラベルがあります。多くの写真家は最初のパスですべてを使い、星2つと3つの違いに迷い、やがて選別には時間がかかると結論づけます。
問題はツールではありません。システムが、選択、品質、制作状況を同時に説明しようとしていることが問題なのです。
評価システムは、1回のキー操作につき1つの問いに答えるべきです。
判断中はライブラリに留まる
現像ではなく、Lightroom Classicのライブラリモジュールで選別しましょう。ファイルとハードウェアに必要なプレビューを作成し、選択の助けにならないパネルを隠して、ヒストグラムやスライダーの並ぶ画面ではなく、写真そのものを画面の中心に置きます。
ルールはシンプルです。撮影全体についてまだ判断している間は、編集コントロールに触れないこと。画像を判断する前に基本的な露出変更が必要なら、1枚だけを救済するのではなく、セット全体に大まかな初期処理を適用します。
パス1:注目すべき写真にフラグを付ける
もう一度見る価値のある写真にはPを使って印を付けます。それ以外はフラグなしのままにします。Xを使うのは、使い物にならない、または二度と見る必要がないと確信できるファイルだけです。フラグなしの状態が役立つのは、不確実さのために手の込んだカテゴリーを用意する必要がないからです。
片手は矢印キーに置き、もう片方をP、X、Uの近くに置きます。自動送りが役立つなら使いましょう。連写を撮り、前の写真を頻繁に確認する必要があるなら、手動操作を維持します。最も速いショートカットとは、いま下している判断に合うものです。
パス2:記憶ではなくピックを比較する
ライブラリをピックに絞り込みます。直接A/Bで判断するときは比較を使い、複数の候補をまとめて見るときはサーベイを使います。ピントを確認するときはズームを揃えます。撮影全体をもう一度評価し直すのではなく、ピックしたセットから弱い重複カットを外します。
この段階で選んでいるのは代表カットです。ポートレートの一連の撮影から最も表情のよい1枚、アクションシーケンスから最も鮮明なピーク、あるいはイベントのストーリーに異なる拍をもたらすフレームを選びます。
パス3:階層付けに星を使う
星が役立つのは、選択肢がニュアンスを加えるに十分な数まで絞られてからです。それぞれのランクに運用上の意味を持たせ、書き留めておきます。実用的なモデルの1つは次のとおりです。
- 星3つ:編集または納品候補として選択。
- 星4つ:この仕事の中でのハイライト。
- 星5つ:この仕事を超えて、自分の作品を代表できるほど強い。
正確な数字は重要ではありません。重要なのは、その違いです。「良い、より良い、最高」は気分によって変わります。「編集、ハイライト、ポートフォリオ」なら、未来の自分に何をすべきかを伝えられます。
カラーは好みではなく状況に使う
カラーラベルは、レタッチが必要、クライアント確認待ち、書き出し済み、公開済み、合成待ちといった制作メモとしてよく機能します。一方、星に重ねる別の品質スケールとして使うと機能しません。赤い星4つのピックを、6か月後に発掘する必要があってはいけません。
後戻りできるシステムにする
各パスの後に、現在のランクへ絞り込みます。最終セットの網羅性が足りなければ、1段階下げ、外した写真の中から最もよいものを確認します。役に立つLightroomワークフローは、単に素早く前進するだけでなく、狭い範囲で後戻りできる道も用意します。
Lightroomで十分なとき
撮影の規模が扱いやすく、ハードウェア上でプレビューがすぐに表示され、選択を1つのカタログ内に収めることで専用ビューアーに乗り換えるよりも多くの手間を省けるなら、Lightroomは合理的な選別ツールです。プレビューの遅延、連写の比較、顔の確認、あるいは何度も編集したくなる誘惑によってリズムが崩れるなら、適したツールとは言いにくくなります。
Lightroomがすでに開いていたからではなく、選別に役立つから使いましょう。
Cullibrateは、ピック、除外、評価、カラーというおなじみの語彙をそのまま使いながら、レビューを中心にワークスペースを構築しています。キーボードナビゲーション、グループ化、サーベイ、顔レビューを備え、近くで現像モジュールが待ち構えることもありません。
