納品する写真の枚数を尋ねると、インターネットは1時間あたりの数字を提示してきます。その数字は具体的なので、プロらしく聞こえるでしょう。けれども、あなたのクライアント、契約、ジャンル、そして撮影した一日とは切り離されています。
商業キャンペーンは、1枚のヒーローイメージで終わるかもしれません。結婚式では、何百もの異なる思い出が必要になることがあります。ポートレートのクライアントは、完成写真を10枚購入したのかもしれません。露出枚数を数えても、納品が何を満たすべきかについては、ほとんど何もわかりません。
ギャラリーが豊かに感じられるのは、ファイルが膨れ上がっているからではなく、瞬間に満ちているからです。
枚数より先に、あなたの約束がある
まずは合意内容から始めましょう。パッケージに固定枚数、最低枚数、範囲、またはクライアントが選ぶプルーフが含まれているなら、その約束が下限と期待値を定めます。販売した内容を、オンラインでよく見かける平均値にこっそり置き換えてはいけません。
現実の一日は変化するため、イベントでは厳格な目標よりも最低枚数のほうが安全です。クライアントに確実性を与えながら、穴埋めの写真を作ったり、予想外に豊かなセットを出し惜しみしたりせずに済みます。
シャッターを切った回数ではなく、カバレッジの単位を数える
役に立つ単位とは、クライアントにとって明確な価値を持つ一つの要素です。人物、ポーズ、関係性、商品のアングル、出来事、表情、移り変わり、スケールの変化などが該当します。複数のファイルが、その単位を表す候補になることがあります。クライアントに必要なのは結果であり、オーディションではありません。
納品する写真にはすべて、対価に見合う価値を持たせましょう。少なくとも次のどれかを加えるべきです。
- クライアントが otherwise 失ってしまう瞬間。
- 意味のある違いを持つ表情、ポーズ、構図、または視点。
- ブリーフやパッケージで約束した、必要なカバレッジ。
- フォーマット、トリミング、掲載、またはデザインに役立つ別カット。
- ギャラリー全体の完成度を高める、意図的なテンポの変化。
「これもいい」は対価に見合う価値ではありません。2枚の写真がクライアントに同じ体験しか与えないなら、より強い1枚を納品しましょう。
写真を増やしても、コストは消えない
追加する採用カット1枚ごとに、編集、レタッチ、品質管理、書き出し、アップロード、保存、サポートのコストが発生します。それはクライアントに注意力を使わせることでもあります。あらゆるポーズを7パターンずつ並べたギャラリーは、写真家が終えていない判断を、判断しなくてよい対価を払った相手に押しつけることになります。
過剰な納品は、写真家には寛大さに感じられても、クライアントには宿題に感じられることがよくあります。
枚数を決める実践的な方法
- 約束したセットアップ、章、人物、または納品物をリストアップする。
- 必要な各カバレッジ単位について、最も強い写真を選ぶ。
- 意味のある多様性を生む場合や、別の用途に役立つ場合にだけ別カットを加える。
- 納品物全体を見渡し、重複する体験を取り除く。
- 結果を契約と照らし合わせ、次の1枚がクライアントに価値を加えなくなったら止める。
繰り返し行う撮影では、複数の仕事にわたって最終的な枚数の範囲を記録しましょう。それが、根拠に基づいたパッケージの表現になります。30枚を約束して20枚を作るのに苦労するなら、オファーか撮影設計に問題があります。30枚を約束していつも100枚納品しているなら、そのパッケージはあなたの時間を守れていません。
クライアントに伝えること
印象的なファイル数ではなく、体験を売りましょう。どのようなカバレッジが含まれるのか、選別がどのように行われるのか、提示した枚数が固定なのか最低枚数なのかを説明します。クライアントは「一日すべてをカバーした、丁寧に選ばれたギャラリー」なら理解できます。あなたの採用カット率まで知る必要はありません。
最後のテスト
クライアントが初めてギャラリーを開く場面を想像してください。新しいものを次々に見つけていくでしょうか。それとも、わずかな違いしかない写真の間で何度も選び直すでしょうか。前者は豊かに感じられます。後者は未編集に感じられます。
Cullibrateは、納品を両方のレベルで判断するのに役立ちます。候補を細かく比較し、それからGridに戻って、セット全体がクライアントの注意を向ける価値があるかを判断できます。
